ファッションのジャンルを大きく分けて5つあることをご紹介いたしました。
今回は服の種類を一緒に見ていきたいと思います。
と、その前に質問なのですが、皆さんはネット上で服を買ったことってありますか?
買ったことがなければ見て欲しいんですが、
普通、服を買う時ってサイト内で検索しますよね。
実際の画面を見てみましょう。
これはZOZOTOWNのカテゴリ検索の部分ですが、
「ブルゾン?」「ノーカラージャケット?」
みたいな声が聞こえそうなくらい、訳分かんない用語が沢山並んでますよね。
このカテゴリ内の用語を理解しておくだけで、自分に似合いそうなアイテムをイメージすることができます。
また、ネット上はもちろん、実店舗に買い物に行く際も役に立ちます。
まず前提として、服を着る部位の上半身、下半身に分けます。
上半身に着る服のカテゴリは
大きく分けてたった2つしかありません。
それはトップスとアウターです。
さらに、この2つの中に種類が何個か分かれます。(後ほど説明します)
次に、下半身はボトムスというジャンルだけでイメージしていただけたら大丈夫です。
下半身はボトムスが大カテゴリになります。
イメージはこちら↓
次はそれぞれのジャンルに属する具体的なアイテム(服)の種類をみていきましょう。
そしてその前にそれぞれの用語について軽く説明したいと思います。
トップスとは
[aside type=”boader”]トップスとは
上半身に着る服全てのものをさします。[/aside]
ここで混乱するのがトップスとアウターとの違いです。
アウターはトップスのカテゴリに入っている1つの種類にすぎません。
アウターは外側に着る服。つまり上着=アウターという風に捉えてください。
アウターのジャンルの中にはコートなどが含まれていますが、
例えばTシャツの上にカーディガンを羽織っていたらそれも厳密に言えばアウターになります。
トップスの中のカテゴリであるインナーに関して説明していきたいと思います。
インナー
Tシャツ
シャツ(ポロシャツ)
カーディガン
ニット/セーター
ご覧いただくと分かりますが、皆さんにも馴染みのあるアイテムばかりですね。
下着の上に着る1枚目、2枚目はこの類に当てはまります。
アウター
次にアウターのジャンルです。
(聞きなれない言葉が出てくるかもしれませんが、説明しますのでご安心ください)
アウターは大きく分けて3つあります。
①ブルゾン
元々作業着から派生したジャンルでのアイテムで、身幅は広く、ウエストや腰周りが絞られているシルエットが特徴です。
代表的なアイテム
(MA-1、スタジャン、スカジャン、スウィングトップ)
MA-1
元々はアメリカ軍の乗組員がジェット機に搭乗する際に開発されたフライトジャケット。当時は飛行高度が高く、その気温などでの弊害に対応するためナイロン生地が主流となった。たまに裏地がオレンジのものがあるが、それは遭難した時の救助の際に見つけやすくするため。
今はナイロン生地だけでなく、色々な生地でアレンジされていますね。シルエットも比較的大きめなので、下に厚着しても着崩れにくそうなアイテムです。
スタジャン
正式名称:スタジアムジャンパー。
元々、野球選手が自分の出番をベンチで待っている時に体を冷やさないように、ユニフォームの上から着ていたため、この名前が浸透した。
チームのワッペンなどが付いていたため、名残として今もワッペンがデザインされているアイテムが多い。
スカジャン
(引用元:pinterest)
第二次世界大戦後、一部の日本駐留のアメリカ軍兵士達が虎や鷹、龍などの和風の刺繍をジャケットに入れたのが誕生のきっかけ。名前の由来は諸説ある。
基本的には派手な刺繍が入ってるジャケットはスカジャンの類に入ります。昔はヤンキーとか不良と呼ばれる人たちが着ているイメージがありましたが、最近はオシャレなアイテムとして浸透してきていますね。
スウィングトップ
(引用元:kurumani.com)
ゴルフ用のジャンパーから派生したアイテム。
デザインも渋いものから、若者向けのものまで様々。
②コート
代表的なアイテム
(チェスターコート、ステンカラーコート、トレンチコート、ダッフルコート、ピーコート、モッズコート)
チェスターコート
(引用元:https://us.burberry.com)
膝上くらいまでの丈のコート。
とりあえずどのアウターを買っていいか分からない!って人には強くオススメするアイテムです。
一枚羽織るだけでサマになります。
取り扱っている店も多く、デザインや色など自分好みのものを見つけられると思います。
ステンカラーコート
(引用元:boochifashion.com)
後ろの襟が高く、前が低く折り返しているデザインと第一ボタンが隠れるようになっており、首元をスッキリと見せられるアイテム。
季節的には春とかに着るイメージ。
トレンチコート
(引用元:https://jp.burberry.com/men/)
第一次世界大戦の際、イギリス軍が塹壕(トレンチ)戦において、防水レインコートを作ったのが始まり。
デザイン的にも機能的にも優れており、主にビジネスシーンで使われる。
ダッフルコート
(引用元:http://magazine.campus-web.jp)
北欧の漁師の仕事着を第二次世界大戦時にイギリス海軍が防寒着として採用してことで広まったのが誕生のきっかけ。
中学、高校の時に着ていた人がちらほらいた記憶があります。
でも、ちゃんとコーディネートすればオシャレ着に変わりそうですね。
ピーコート
(引用元:JIGGYS NEWS)
19世紀末にイギリス海軍が軍服と使用していたことや、漁師が使用していたこともあり、一気に広まる。
右合わせでも、左合わせでもどちらでも羽織れるので、ここは便利ですね。
モッズコート
(引用元:coolcosmos)
1950年代に採用された米軍の防寒着が誕生のきっかけ。
写真のようにカーキ色が圧倒的に多い。
③ジャケット
代表的なアイテム
(テーラードジャケット、ライダースジャケット、デニムジャケット、ノーカラージャケット)
テーラードジャケット
(引用元:kurumani.com)
スーツのカジュアル版です。
単体で着たらビシッと決まりますね。
ライダースジャケット
(引用元:kaumo)
名前の通り、バイクに乗る人用のジャケットをファッションに取り込んだアイテム。
これを着こなせたらかなりオシャレだと思います。
デニムジャケット
(引用元:lookbook)
パンツのデニムと同じ生地のジャケット。
デニムの色合いによって同じアイテムでも違う雰囲気が出ますね。
ノーカラージャケット
(引用元:wear)
「カラー」とは「襟」という意味なので、ノーカラーは「襟無し」という意味です。
ハイネックをインナー(下に着るもの)などに合わせて着たり、ノーカラーのシャツを下に着たりとコーディネートの幅が一気に広がるアイテムです。
まとめ
ちなみに今日のおさらいを最後にイメージ図で記載しておくので、チェックしてみてください。
トップスは今回ご紹介したアイテムを覚えていただければ大丈夫です。
次回はボトムスについて取り上げたいと思います。
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