「服装のセンスがない」とか言われるけど、そのセンスがまずなんのことだかさっぱりわからない。。
センスを身につけるために、何をするべきなのかもついでに教えて欲しい。
こんな要望にお応えしていきます。
まず、今回の結論としてはタイトル通り、「ファッションに関して、初心者が服装のセンスを意識する必要はありません」ということです。
最初に意識するべきなのは「理想、知識、行動」の3要素です。
【ファッションにセンスはほとんどいらない】
ファッションにはセンスが必要と言うのであれば、理論上「才能の有無」によって評価が変わるということになる。
だけど、それは真実ではないかな。
①自分の理想の明確化
②正しい知識の吸収
③行動量を積む
この3要素があれば、簡単にセンスなんて磨ける— HIROYUKI@Fashionblog (@fashionism_log) 2018年6月17日
センスの意味
センス=感覚という意味ですが、服装に果たしてセンスなどいるのでしょうか。
僕はずっと疑問でした。
よく「服装のセンスがいい」「服装のセンスが悪い」こう言う方もいると思います。
そして、僕はそれを聞くたびに、こう疑問に思うのです。
「センスって何?」という疑問です。
服装のセンスと言われて、「センスってこういう事だよね」と言える人ってあまり多くないです。
言葉の定義はあいまいなもので、センスという言葉もそこに分類されます。
さらに、感覚だけでオシャレになるのなら、「ファッションに詳しくない人はどうするの?」という話になりますよね。
僕はセンスの本当の意味は「物事を極めた結果」と定義しています。
センスは3要素を意識して身につける
先ほど、センスの本当の意味は「物事を極めた結果」と定義しました。
ここで重要なのは、自分よりも優れている人に対して「センスがあるか、ないか」で物事を簡単に判断してしまうのはもったいないということです。
極論を言うと、「センスという言葉で片付けるのではなく、その裏に隠された自分の理想やそこにたどりつくための基礎的な知識と行動力が大事。」ということです。
センスがあると言われている人も見えないところで、圧倒的な努力をどこかしらでしているはずなんですね。
【センスという言葉の意味】
センス=感覚とかそういう意味だけど、僕は「物事を極めた結果」だと定義している。
ファッションをはじめ、あらゆる分野で「センスの良し悪し」の話は時々でてくる。
けど、結局センスがいいと言われる人は例外なく、そこに辿り着くために裏で努力しているんだよね。— HIROYUKI@Fashionblog (@fashionism_log) 2018年6月18日
例えば、服装のセンスがあると言われている人も、生まれつき服装に対してのセンスがあったわけではないですよね。(稀にそういう人もいますが)
服装のセンスを身につけるためには、
・コーディネートの知識を雑誌や本で勉強する
・お店に行くなどして、自分の時間をオシャレに投資する
・服自体に対して、多くのお金を使っている
・自分のなりたい姿をイメージできている
少なくとも、こういった部分のどれかを無意識にやっています。
センスというのは、他の人よりも、こういった部分に対して時間やお金を使ったからこそ、得られた結果です。
センスを身につけるために意識すること
これを読んでいる方の中で、気づいている方ももしかしたらいるかもしれませんが、ファッションは言ってしまえば、手段です。
上記の図の中で、例えば「自分を変えたい」ということを理想(Goal)とするなら、それは筋トレでも美容でもなんでもいいわけです。
おそらくそれぞれの手段を選択する上でも「センス」というものは存在します。
質のいい美容品を見抜ける→センスがいい
効率的に筋肉をつける方法を知っている→センスがいい
他の手段を考えてみたとしても、こういう風に言われることもあります。(センスがいいの定義はバラバラですが)
この「センスがいい=物事を極めた結果だと認識されている」というところまでたどり着くには、以下のようなステップを前提として意識する必要があります。
自分を変えたい理由、そして背景や原体験を明確にし、「理想」を形にすること。(目的の明確化)
↓
そこに対して、手段(ファッションetc.)が必要な理由を考えてみること。(手段の最適化)
↓
もし、ファッションを手段として選ぶなら、何を知るべきで、どう行動するべきなのかを意識すること。(手段の効率化)
↓
ひたすら知識を身に付けながら、行動する(知識と行動を結びつける)
本気で「センス」を身に付けたいのであれば、どの手段をとったとしても、この考え方を意識しながら行動する必要があります。
とはいえ、難しく考えすぎると、言い訳をして動けなくなってしまいます。
なので、ぼんやりとこの流れを意識しながら、服装を変えていってください。
目的とかは正直なんでもいいです。
「自分を変えて、誰かを見返してやりたい!」
「外見を変えて、もっとモテたい!」
「家族からカッコいいと言われたい!」
それでいいのです。
逆に、ここがすっぽり抜け落ちていると、いくら理論を学んで行動をしたとしても、「何のためにオシャレになりたいんだっけ」となります。(手段の目的化)
少しづつでもいいので、変わっていきましょう。
昨日よりも、1ミリでも変わっていればいいのです。
まとめ:センスよりも3要素を意識しましょう
センスは「理想を明確にし、知識を身につけたり、行動した人のみ」が言われる一種の特権です。
よくよく考えてみると、もしかしたら当たり前のことしか言ってない、と言われるかもしれません。
ただ、これを意識して継続しなければ、服装のセンスは身につきません。
もちろんあなたがこれから行動する中で、わからないことやつまづくこともあります。
それは過去の僕もそうでした。(必死にググったり、本を買ってみたり、緊張しながら服屋に行ってみたり…)
ですが、そうやって得た知識や経験は今後の財産に必ずなります。(何事もそうです)
このタイミングでこの記事に出会えたのも何かしらの縁です。
この機会を逃さず、モノにしてしまいましょう。
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