「人の気持ちを服のデザインへいかに繋げるか?」
その哲学がDIGAWELの原点。
歴史
2006年に西村浩平氏が立ち上げたブランド。
同年に目黒区の駒沢通りに1店舗目をオープン。
2010年には1店舗目から徒歩10分圏内にあるところに、アトリエ兼ショップとして2店舗目をオープン。
2店舗目では新しいブランドライン「DIGAWEL4」を展開する。
特徴
服の企画、デザイン、販売までの全ての流れを西村氏自身が担当している。
DIGAWELは服自体がシンプルでありながら、素材や色が部分的に違っていたりとワンポイントで遊び心のあるデザインであるのが特徴。
DIGAWELに対し、DIGAWEL4は西村氏が突発的に思い浮かんだアイディアを服のデザインへ反映させるというスタンスで展開している。
どちらも一見シンプルなようで、着てみると細部にこだわりが感じられるアイテムばかりである。
アイテム
ROUND NECK CARDIGAN
ノーカラーのセーター。
袖の色が変わっていたり、ワンポイントでオレンジの色が入っているのがポイント。
STRIPE BL
ハリのある素材を使ったストライプ柄のシャツ。
折り返しが短いため、フォーマルに寄り過ぎず、カジュアルに羽織ることが可能。
SWITCH CUTSEW
裏表どちらでも着ることが可能なセーター。
裏表それぞれに、タグが付いているところがポイント。
REFLECTOR SHIRT
シンプルな白シャツにワンポイントでリフレクター(反射)素材を使っているのがポイント。
DIGAWELならではのデザイン。
REFLECTOR COVERALL
DIGAWELならではのリフレクター素材が各所にデザインされた作品。
前だけでなく、後ろにもリフレクターがついているので、どの角度から見ても目立つ仕様になっている。
MA-1
各所に工夫が凝らされたMA-1。
白いジップ部分をアーム部分に、アクリル素材を胸部分に装飾しているため、他のシンプルなMA-1と一線を画すデザインとなっている。
ARM ZIP DRIZZLER JACKET
アーム部分のジップが大きなポイント。
ジップの開き具合でインナーを見せることができるため、コーディネートの幅が広がりそうなアイテム。
MELTON GOWN
帯が裏と表に付いているガウンコート。
帯が二つあることでシルエットを細かく調整することが可能に。
なかなか見ない仕様。
SIDE SHAGGY SWITCH PANTS
灰色のウールのスラックスに温かみのあるキュプラの素材をサイドラインに施したアイテム。
秋から冬にかけて活躍してくれそうなパンツ。
総評
DIGAWELはワンポイントでコントラストな色を入れたり、さりげないところで素材を変えたりと、本当に遊び心が効いたデザインが多い。
暗めの服をいつも着がちだったり、シンプルな服を着ている人にぜひオススメしたいブランドである。