このページではデニムを早く柔らかくする具体的な方法を知ることができます。
デニムをできるだけ早く柔らかくしたい!という方は多いでしょう。
このページではできるだけ早くデニムを柔らかくする具体的な方法をご紹介しています。
特殊な道具や工具は一切必要のない、今すぐご自宅でできる方法なので、気軽にデニムを柔らかくしていただければ幸いです。
やり方は簡単、4ステップ!
- デニムを裏返す
- お酢に数時間~1日漬け込む
- 通常の洗濯をする
- 乾燥機にかける
詳しくは下記をご覧ください!
簡単!デニムを早く柔らかくする具体的な方法 4Step!
デニムは履きこまないと柔らかくならないの?できるだけ早く柔らかくしたい!という方がいるのではないでしょうか。
堅いデニムを履きこんで、自分なりに育てるのが醍醐味という意見もあるかもしれませんが、この記事ではデニムをできる限り早く柔らかくしたいけど、履きこむ以外に柔らかくする方法を知りたいという方のためにデニムを柔らかくする具体的な方法を解説していきます。
最近はポリエステル混のストレッチの効いたデニムが多いですが、綿100%のデニムが好きな方は柔らかくする方法を知っておいて損はないでしょう。
実際にこのDRIES VAN NOTENのPANTHERO BISローデニム(生デニム)30インチを使って、やり方をみていきましょう。
現在の状態はかなりパリパリしており、柔らかいとは言えない生地感です。
やり方は簡単、4ステップです。
- デニムを裏返す
- お酢に数時間~1日漬け込む
- 通常の洗濯をする
- 乾燥機にかける
デニムを柔らかくする方法 Step1 デニムを裏返す
まずはデニムを裏返しましょう。デニムを裏返さずに洗濯をすると洗濯機の中で擦れて、不要な色落ちが起こってしまうためです。
むしろ色落ちも早く起こってほしい場合は裏返さずに表のままでも構いません。
デニムを柔らかくする方法 Step2 お酢に数時間~1日漬け込む
まずデニムが全部浸かるまで水に沈めます。デニムを水に沈めたら、お酢(穀物酢)大さじ1杯ほど入れ、混ぜます。
※洗面台や湯船などにてデニムを浸すと色が移ってしまい、色が取れなくなる可能性があるので注意
この状態で数時間~1日程度漬け込みましょう。今回のデニムを柔らかくするやり方として1番大事な工程ですので、この工程は飛ばさず確実に行いましょう。
なぜお酢入れるかというとお酢は酸性のため柔軟剤の効果があります。
しかも柔軟剤よりも酸性度は強く、デニムを柔軟にしてくれる効果があるためです。また色落ちを防いでくれる効果もあるため、一石二鳥でしょう。(お酢がデニムを柔軟にしくれる・色落ちを防ぐ理由は記事の後半にて詳しく解説しています。)
今回は16時間デニムをお酢に漬けました。
デニムを柔らかくする方法 Step3 通常の洗濯をする
お酢に漬けたデニムをそのままあまり水気を絞らず、通常の洗濯をしましょう。
もしできるだけ色落ちをさせたくない場合は柔軟剤のみで洗濯していただいてもかまいません。
今回は洗濯ネット無し・洗剤あり・柔軟剤ありで洗濯を行います。
デニム専用の洗濯洗剤もあるので要チェック!
番外編ではありますが、ランドリーボールを使って物理的に揉みほぐしながら洗濯することでデニムを柔らかくすることもできます。どのタイプの洗濯機にも対応しているのでおすすめです。気になる方はチェックしてみてください!
デニムを柔らかくする方法 Step4 乾燥機にかける
デニムの洗濯が終わったら、乾燥機にかけてデニムを乾かします。デニムを乾燥機にかけることで熱と回転による擦れによってデニムが柔らかくなります。
ただし今回使用したようなローデニム(生デニム)を乾燥機にかける場合はほぼ確実に2インチ程度縮むので注意が必要です。(28インチ程度まで縮むことを想定し、30インチのデニムを購入しています)
もし縮みを避けたい場合は自然乾燥でも構いませんが、デニムは柔らかくなりにくいので好みに合わせて乾燥機にかけるかかけないかを選びましょう。
またドライヤーボールを使って乾燥機にかければ柔軟剤を使わなくても洗濯物を柔らかくし、乾燥の時間も短縮し、シワや静電気を防ぎながら乾かすことができます!
乾燥が終わったらデニムが柔らかくなっているか確認してみます。
今回紹介したデニムを柔らかくする方法を行う前に比べると見た目は変わりませんが、柔らかくなったという変化を感じます。もちろん不要な色落ちもなく、お酢の香りもありません。
もしもっとデニムを柔らかくしたい場合はこの4Stepを繰り返しましょう!これでデニムを履きこむ以外に柔らかくすることができますね!
お酢はデニムを柔らかくし、色落ちを防ぐ
デニムを柔らかくする方法としてお酢に漬けるという工程がありましたが、お酢がデニムを柔らかくする理由として、お酢は酸性のためデニムを柔らかくしてくれます。
市販されている柔軟剤もお酢と同じように酸性です。しかしお酢の方が柔軟剤よりも酸性度が高く、強力な柔軟効果があるので、お酢を使った方が柔軟剤よりも柔らかくしてくれるのです。
しかもお酢は口に入れても安全なので、安全性も高いです。
またお酢にはデニムの色落ちを防いでくれる効果もあるので、できるだけ色落ちを防ぎたいという方にもおすすめです。
▼ジーンズの色落ちを防ぐプロ技
この差は…洗濯前にお酢と塩を溶かした水に漬ける
色落ちしやすいジーンズ1枚につきお酢大さじ1杯と塩大さじ1杯を溶かした水に30分〜1時間漬け置きする。その後、洗濯機にかけると色落ちしづらくなる。
ジーンズの染料はインディゴという油分の多い成分。アルカリ性の洗濯用洗剤を酸性のお酢が中和し染料が落ちにくくなる。塩に含まれる塩化ナトリウムは繊維と染料の結びつきを強める働きがあるため色落ちを防ぐことができる。ジーンズを洗う際は毎回このプロ技を使うと効果的。参考:TBS「この差って何ですか?」2015年11月29日放送
お酢を使ってデニムを柔らかくしよう!
この記事で紹介したデニムを柔らかくする方法は思ったよりも簡単だったのではないでしょうか。
今すぐに自宅でできて、特殊な道具も必要ないので、これで思い立ったらすぐデニムを柔らかくすることができますね。
お酢がデニムを柔らかくしてくれるなんて意外だと思った方が多いのではないでしょうか。お酢は自宅にもあるし、口に入れても安全なのも嬉しいですね。
デニムが柔らかくなることで、デニムの履き心地もよくなり、さらにデニムが好きになりそうですね!
是非試してみてください!
やり方まとめ
- デニムを裏返す
- お酢に数時間~1日漬け込む
- 通常の洗濯をする
- 乾燥機にかける
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