布芸の追求を通して生まれた「NEONSIGN」

国内ブランド

古着のリメイクから始まった「布芸の追求」。

それらはやがて、従来の服作りの固定概念を壊す大きなきっかけとなる。

 

歴史

2009年、デザイナーの林飛鳥氏が設立。この時点では、メンズとユニセックスのみの展開であった。

2017年に、メンズ、レディース、ユニセックスの3つのラインでの展開を開始。

 

特徴

元々はシャツブランドとして立ち上がったため、音楽や文学などの要素をデザインに落とし込んだシャツ作りを得意とする。

スタンダードなアイテムはリメイクし、新しい服として生まれ変わらせる。

例えば従来丈が短いのが主流のMA-1だが、ネオンサインはこれをロング丈にデザインし直した。

こういった元からあるものを再構築して、より良い物へ昇華させる姿勢はネオンサイン独自のスタイルと言える。

 

アイテム

 MAXI COAT

出典:http://h-fractal.shop-pro.jp/?pid=122934010

ミントグリーンの色あざやかなコート。

チェスターコートのような形で、フロントを止める部分がボタンではなくベルト仕様なのがポイント。

 

UNFINISHED JACKET “USED”

出典:http://h-fractal.shop-pro.jp/?pid=126900112

リメイク途中のデニムジャケットという意味で「UNFINISHED」=「未完」

デニムの帯が特徴的。

 

 

REGIMENTAL SWEATER

出典:http://h-fractal.shop-pro.jp/?pid=125147292

長めの袖と太めのストライプが特徴的なセーター。

シンプルなアウターのインナーに着ると映えそう。

もちろん一枚だけでも様になる。

 

SWICH DENIM “USED”

出典:http://www.arknets.co.jp/category/A5_B_A_N_1149/

ウェスト部分にゴムが入っているため、非常に脱ぎ履きがしやすく、はき心地もいい。

普通のデニムよりもヴィンテージ感のある生地を使用している。

 

 

 

総評

他ブランドでは当たり前のように売られているアイテムをネオンサインは見事にデザインし直してしまう。

ネオンサインが提案するアイテムは若干フォーマルなシャツやニットなどのアイテムが多いが、このブランドはジャンル的にはストリートとフォーマルのちょうど中間地点に位置するブランドなのではないかと思う。

なぜなら、アイテムを堅い雰囲気で着ることもできるし、逆に着崩してストリート寄りのコーディネートにすることも可能だからだ。

こういった点から、普段のコーディネートに少しだけ変わった物を取り入れてみたい、ストリートのジャンルのファッションに興味があるけど、挑戦する勇気がない人などにはオススメのブランドだと言える。

 

 

公式サイト:http://ne-on-sign.com/

 

 

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