【最低限覚える】コーディネートの土台となる9種類のベーシックカラー

ファッションの教科書

これから服を買おうかと思うけど、どの色を買えばいいのかよく分からない。
自分が今持っている服と上手く組み合わせられる色があったら教えて欲しいなぁ
それを知ることができたら、その色を中心に服を揃えていこうと思います…。

こんなお悩みにお答えします。

服の色は組み合わせによっては、違和感を生む原因になる場合があります。

なぜなら、そこには「色同士の相性」が明確にあるから。

そして、色同士の相性を考える上で「どのような色でも比較的相性が良い色」が存在します。

それが「ベーシックカラ」です。

これらを知ることで、色の相性を考えつつ、順序立ててコーディネートを自分で行えるようになります。

ベーシックカラーとは

ベーシックとは「基本」、つまりコーディネートにおいて土台となる色のことを言います。

ちなみにベーシックカラーは9色あります。

白・黒・グレー・ネイビー(紺色)・ベージュ・ブラウン・ダークグリーン・カーキ・水色

ちなみにこれらの9色は厳密に言うと7色に分けられます。

無彩色(白・黒・グレー)、ネイビー(紺色)、ベージュ、ブラウン・ダークグリーン・カーキ・水色

この7色のうち、「ダークグリーン・カーキ・水色」は他の4色をサポートする色として、とらえてください。

 

無彩色(白・黒・グレー)

出典:https://ja.wikipedia.org

無彩色とは、いわゆる「モノトーン」と言われているもので、ファッションにおいては最も合わせやすい色であると言えます。

基本的に、モノトーンの色でまとめていればファッションにおいて失敗はしません。

ただ、無難になりがちになるのが欠点であると言えます。

出典:https://wear.jp/kazumasa1006/12818964/

 

 

ネイビー(紺色)

出典:https://kotobank.jp

ネイビーも無彩色と同じで明度(色の明るさ)が低く、比較的合わせやすい色として挙げられます。

無彩色と違い、ネイビーは青系の色が入っているので「爽やかさ」や「誠実さ」の印象を与える効果があります。

出典:https://wear.jp/hellokeisuk/11464596/

 

ベージュ

出典:http://fab-fabric.com

明るい茶色をベージュと呼びます。

肌に近い色のため、普段から見慣れている色なのではないでしょうか。

ベージュはあたたかみがある色のため、安心感を与えてくれる効果があります。

出典:http://fab-fabric.com/store/fabric/87441186

 

ブラウン

出典:http://free-paper-texture.com

ブラウンはベージュの明るさをさらに下げた色です。

ベージュよりも暗いため、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるような効果があります。

季節感を考えた時に秋冬に活躍する色なので、春夏にはあまり向いていない色とも言えます。

出典:https://wear.jp/sasatoshi/12018436/

ダークグリーン

出典:https://kotobank.jp

 

自然の緑を想像させ、爽やかかつ落ち着いた印象を与えます。

 

無彩色をはじめ、ベージュやブラウンなどの色とも相性抜群の色です。

出典:https://wear.jp/ran111888/12638158/

 

カーキ

出典:https://matome.naver.jp

ダークグリーンと明るさが違うだけですが、特に明度が同じ明るさのベージュなどと相性がいいです。

ダークグリーンよりも柔らかく、優しい印象を与えます。

柔らかいの雰囲気は「ファッションの印象を180度変える|堅いと柔らかいの違い」でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

出典:https://wear.jp/yoss1/11605678/

 

水色

出典:http://karapaia.com/archives/52237077.html

水色は爽やかさの印象を与える上で一番王道の色です。

ジーンズやシャツにもよく使われる色で、無彩色やネイビーと特に相性がいいです。

出典:https://wear.jp/masa22donald/12225610/

上記で分かる通り、9種類の色を揃えるだけでも、かなり着回しができることがわかります。

これから服を買おうとする場合、ベーシックカラーから選ぶと着まわしがしやすく、買い物で失敗しなくなりますよ。

 

余談:アクセントカラー(差し色)という考え方

先ほどはベーシックカラーについてお話ししましたが、コーディネートにおいては「アクセントカラー」というもう一つの色が存在します。

アクセントカラーは無難になりがちな色に一色加えることによって、一気に印象を変える効果があります。

アクセントカラーとなる色は「明度が高い色」が基本的に当てはまります。

出典:https://wear.jp/akitokun326/12560606/

こういった日々の服装に変化をつけるアクセントカラーの服もあると、メリハリのあるコーディネートをすることができます。

こういうところで、周りの人と差別化を図っていきましょう。

まとめ:ベーシックカラーの服を買っておけば間違いない

世の中には色々な服が存在しますが、それに比べたら今回紹介した9種類のベーシックカラーは少ないと思います。

先ほど紹介したコーディネートの写真をもう一度見て欲しいのですが、ほとんどがベーシックカラーで構成されていますよね。

こうなると極端な話、ベーシックカラーだけでもコーディネートはほとんど完成してしまいます。

とはいえ、ベーシックカラーだけだと無難にもなりがちなので、アクセントカラーで変化をしっかり出すことも忘れないようにしましょう。

 

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